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やってみたい!の連鎖

2021/06/04

ゆり組コンサート

担任のピアノ演奏に憧れ、「私も弾いてみたい」という声をきっかけにキーボードをお部屋に設置しました。それから2か月。音楽の輪が広がり今日は、ゆり組(5歳児)のコンサートを子どもたちが計画しました。ピアノを弾く子だけでなく司会をする子、入場口で検温する子、チラシを作る子・配る子、会場案内する子、歌を歌う子と5歳児になると自分たちで役割を決めて遊びが進みます。意見を出し合いながらイメージを共有し、遊びを進めることができていまね。協同性の芽生えです。

前橋市こども園

密をさけるためにテラスから見るクラス。年上のお友だちの遊びに興味津々。

早速、ひまわり組(4歳児)のお友だちもやってみたーい!と「あめふりくまのこ」のペープサートを作り、各クラスに訪問し出張コンサートが始まりました。年上のお友だちの真似をしたくなります。その思いを職員は、形にできるようにサポートをしています。

やってみたい!の「ゆり組コンサート」ですが、この遊びを通して、音楽に触れることはもちろん、異年齢児の交流や表現活動(絵や文字に触れることや自分を表現すること)、協同性(友だちと協力したり工夫して物事を進めること)、社会規範(みんなで見るためのお約束・感染予防!)など、一つの遊びから子どもたちの学びにつながっていくことはたくさんあります。大きいクラスは、見てもらうことで自信につながり小さなクラスは、年上にあこがれの気持ちをもち、真似をして遊びを獲得していきます。