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数に親しむ…

2020/11/30

<アサガオの種>

年長クラスの前のネットに咲き続けていたアサガオ。子どもたちは、天気と気温とその日咲いた花の数を記録してきました。また、花で色水を作ったり、花を和紙に挟んだこすり染めの作品を隣のデイサービスのおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしたりもしました。

そして、花がタネになった今、種を10粒ずつにまとめ、それを並べて全部でいくつになるか数え始めました。その数、なんと1,127個!そんな数字でも、子どもたちは、目の前のタネを見ながら、数のイメージができているのだと思います。

興味をもったものを、もっとよく知りたいと思った子どもたちは、その対象に対していろいろなアプローチをし、そこで、いろいろなことを感じたり、例えば、数を数えるなどという体験を自らすすんでしていきます。質の高い遊びを通して、数に親しむことができていれば、強制的に数字を覚えこまされて数字アレルギーになることもないでしょう。赤城育心こども園では、こうした体験が、この先の小学校での学びにつながっていくと考えて、環境構成をしています。たかがアサガオですが、そのアサガオが、子どもたちにたくさんのことを教えてくれます。